一頭ずつ体重や脂の乗り具合を観察しながら出荷しています。四P会のメンバーのなかには私も含め、自分たちで愛情を注いで育てた豚を直接消費者に販売している会社もあります。そんな自慢の豚肉をみんなで協力して生産して行きます。
3代目の養豚家として業界にいると感じるのですが、養豚に携わる人口は減っていて、人の入れ替わりも多いです。そんななか、ええやんさくらポークの取り組みを多くの人に知ってもらうことで、養豚のイメージを変えたいです。
22歳で家業に入り、慣れない時期もあって大変だと思うこともありましたが、種付けが上手にできるなど仕事に喜びを感じることもあります。ええやんさくらポークをいろんな人に知ってもらい、より仕事に精進していきたいです。
自分たちで付けた名前の豚肉が店に並ぶということは、我々養豚家にとって夢のある話です。ええやんさくらポークはまだこれから。可能性を信じて、自分たちが自信を持って生産した豚肉を世の中にお出しして行きます。
ええやんさくらポークは、みんなでひとつの責任感を持って良い物を作っています。養豚家だけでなく、肉屋や料理人、そして消費者の皆さまも含めて、関係人口を増やしていきたいです。生産者として料理教室などでお話する機会などもあれば嬉しいです。
四P会は2代目や3代目のいわゆる息子世代。同業者ですが横の繋がりが強く、一緒に物事を進めていくというグループは珍しいのかも知れません。そして、ともに歩めることのありがたさを忘れず、感謝をしながら取り組んで行きます。
メンバーのなかで最年少で、学ぶことが本当に多いと感じています。先輩たちの仕事を見ながら自分ができることを増やしていき、仕事だけでなくコミュニケーションを取り合うことで、ええやんさくらポークを成長させたいです。